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VOL.94 腸の仕組みと、食べ物が便になるメカニズム

私たちが生きる上で欠かせない生理現象のひとつに、「排便」があります。排便が行われなければ、私たちは健康的な身体を維持することができません。

摂取した食べ物は口から食道へ、そして胃から腸へと移動し、尿や便となって排泄されます。では、摂取した食べ物はどのようにして便になるのでしょうか。ここでは、腸の仕組みや食べ物が便になるまでのメカニズムについてご紹介します。

腸内の3つの運動

食べ物を便にするためには、腸内運動が欠かせません。腸内では、主に3つの運動が行われています。その3つの運動とは、「ぜん動運動」「分節運動」「振子運動」です。

・ぜん動運動

腸管の口側が狭まり、肛門側が広がることで食べ物を肛門側へと押し出していく運動です。

・分節運動

食べ物を粉々に分解し消化液と混ぜ合わせるために腸がくびれて分節的に分かれる運動です。

・振子運動

食べ物を混ぜ合わせながら移動させるために腸管がジャバラ状に伸縮する運動です。

腸内でこれら3つの運動が行われることにより、食べ物は便へと変わっていくのです。

食べ物から便に変わるメカニズム

口から食べ物を摂取すると、食べ物は食道から直腸を通り、栄養分が吸収された不要なものが肛門から便となって排泄されます。腸が栄養分を吸収するには食べ物を細かく分解し、消化する必要があります。食べ物は体内で消化しやすいように歯で噛み砕かれた後、唾液と混ざり合って食道から胃へと移動します。胃に到達した食べ物は、消化液と胃の収縮運動によって3~4時間かけてドロドロの状態になります。ドロドロの状態になった食べ物は十二指腸へと運ばれ、そこで膵液や胆汁、酵素などさまざまな消化液によってより細かく分解されます。分解された食べ物は次に小腸へと運ばれ、およそ8時間かけて消化されます。消化される段階で、必要な栄養素は腸によって吸収されて残ったものが大腸へと運ばれて便になります。大腸での滞在時間は、約10時間前後。その間に大腸内にある水分を便が吸収し、膨らむことによってぜん動運動が活性化され排便へとつながります。この際、大腸内に水分が足りていなければ便が十分な水分を吸収できずに便秘を引き起こす場合があります。

水分の補給と、ストレスをためないことが大切

便秘を予防するには、大腸内の水分が不足しないよう水分補給することが大切です。ただし、慢性的な便秘の場合は水分補給をしても便には吸収されず、腸壁に水分を奪われてしまいます。腸壁に水分を奪われることなく大腸内で便に水分を与えるには、酸化マグネシウムが効果的です。水分を吸収する性質のある酸化マグネシウムは、一度水分を吸収すると腸壁に再吸収されることはありません。そのため、水分を維持したまま大腸へと届けることができ、便に水分を吸収させることができるのです。

また、腸の働きは中枢神経や自律神経によってコントロールされています。そのため、ストレスをためないことも便秘予防には大切です。

日頃からの水分補給や自分なりのストレス解消法を見つけ、便秘の慢性化を防ぎましょう。

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