2018.03.05

カサカサ肌に潤いを!乾燥肌は尿素の力で復活できる

乾燥肌
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「乾燥肌を治したい」「しっとりとしたもち肌になりたい」という願望をお持ちの方は多いはずです。しかし、中には体質だから仕方ないと諦めている方もいるのではないでしょうか。乾燥肌の方にとって何よりも大切なのは保湿。デリケートな肌に潤いを与える「尿素」を使って、ぷるぷるもち肌を手に入れましょう。
そこで今回は、乾燥肌に対する尿素の働きや効果、適切なケア方法に加えて、尿素入り化粧水の魅力についてご紹介します。

■乾燥肌とはどんな状態を指すの?

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乾燥肌は、女性にとって天敵ともいえるもの。目の周りや頬、口の周りなどがカサカサしてしまい、化粧をしたときに粉を吹いてしまうこともあります。乾燥肌は、肌に必要な水分や皮脂などが失われ、潤いがなくなっている状態です。皮脂の分泌量が落ちたり、「角質細胞間脂質」や「NMF(天然保湿因子)」などが減ったりすることで、角質の水分含有量が低下してしまうのです。

乾燥肌になる大きな要因は、加齢です。年齢を重ねると肌の皮脂分泌量は低下し、水分を蓄える細胞を生成する力も低下します。そうなると、肌の中にあるコラーゲンやヒアルロン酸などの保湿成分が少なくなり、水分と皮脂の失われたハリのない肌ができあがってしまうのです。
この他、日焼けや睡眠不足、ストレスなど環境的なものも関係しています。これらの原因によって肌のターンオーバーのリズムが乱れてしまうとNMF(天然保湿因子)が低下し、肌が乾燥することが分かっています。

■乾燥肌には“尿素”がいい!秘めたパワーを解説

乾燥肌を改善するには、“こまめな保湿”が効果的です。化粧水や保湿クリームなどで肌の保湿を行い、肌に必要な水分や皮脂をプラスしてあげましょう。その際、保湿に効果的なヒアルロン酸やコラーゲンはもちろん、尿素が配合されているものを選ぶのがおすすめです。

尿素は、角質細胞内にあるNMF(天然保温因子)を構成する成分のひとつ。水分を引き寄せて肌内部に水分の膜を作り出す他、皮脂と混ざり合うことで肌のバリア機能を保つという効果があります。保湿が欠かせない乾燥肌の方にとって、尿素を含むNMF(天然保湿因子)が配合された化粧水や保湿クリームは心強い味方となります。

■化粧水は丁寧かつスピーディーに塗るのがGOOD

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化粧水はただ塗ればよいというわけではありません。余すところなく効果を得るためにも、下記の3つのポイントを守ることが大切です。

・洗顔後、3分以内
洗顔後や入浴後は、肌から水分が失われやすくなっています。そのため、洗顔や入浴の後は3分以内に化粧水を塗るよう心掛けましょう。

・清潔な手で触る
肌に触れる際には、必ず清潔な手で触るようにしましょう。化粧水を手に取って人肌程度に温めたら、手のひらを使って包み込むように肌に浸透させます。その際、両頬や額など面積の大きいところからなじませ、目の周りや小鼻、口周りは指先を使って丁寧に塗るのがポイントです。なお、パチパチと肌を叩いて刺激を与えるのはNGです。

・重ね塗りをする
顔全体に浸透させたら、もう一度同じ手順で化粧水を塗りましょう。最後に両手で30秒ほど包み込むのがポイント。肌が温まり、角質層まで保湿成分が浸透します。

化粧水は肌の潤いを保つために欠かせない保湿アイテム。乾燥肌の方は、尿素やグリセリンなどのNMF(天然保温因子)が配合された化粧水を選びましょう。
尿素入りの化粧水は手作りすることもできます。尿素とグリセリン、精製水を混ぜ合わせて希釈するだけと簡単なので、ぜひ試してみてください。その際は、製品の注意事項などを守って安全に使用してください。

乾燥肌でも、体質だから仕方ないと諦める必要はありません。肌に合った適切なケアを行い、みずみずしくて透明感のある素肌を手に入れましょう。

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