2018.05.14

焼き魚がもっとおいしくなる!重曹を用いた魚焼きグリルの掃除方法

ライフスタイル
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焼き魚の調理に用いるコンロ下の魚焼きグリル。使った後にそのまま放っておくと、汚れがこびりついて落としにくくなることも。しかし、魚焼きグリルの頑固なこびりつき汚れは、コツをつかむことで簡単に落としやすくなるのです。
そこで今回は、おいしい焼き魚を食べるために行いたい魚焼きグリルの掃除方法をご紹介します。

■つい忘れがちな魚焼きグリルの掃除

脂が乗った魚は焼いてもおいしいので、魚焼きグリルを使って調理する方も多いかもしれません。そんな魚焼きグリルはコンロの下にあるため、目が届きにくく掃除が後回しになってしまうことも。
掃除されていない魚焼きグリルには、魚の脂や焼いたときの焦げ汚れなどが付いています。使った後すぐに掃除すれば油汚れは落としやすいのですが、時間が経つと頑固なこびりつき汚れとなり落としにくくなってしまいます。そうなると落とすのに時間がかかってしまったり、ゴシゴシとこすることでグリルを傷つけたりしてしまうことも。また、食器用洗剤で汚れをきれいに落とすのは難しいかもしれません。

■魚焼きグリルの頑固な汚れには「重曹」

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魚焼きグリルに放置されたこびりつき汚れには、「重曹」がおすすめです。それを用いることで、洗剤では落としきれなかった頑固なこびりつき汚れをきれいに落とすことができます。

重曹は、弱いアルカリ性のため水に溶けにくく、酸性である油汚れを中和させる働きがあります。そのため、魚焼きグリルの油汚れを分解し、焦げ付きなどのこびりつき汚れも取り除けるのです。
重曹は簡単に手に入るアイテムで、魚焼きグリルだけでなくさまざまな掃除に使えます。家中をきれいにするためにも、常備してみてはいかがでしょうか。

■重曹を使った魚焼きグリルの掃除方法

重曹を用いた魚焼きグリルの掃除は、身近にあるもので行えます。普段使っている食器洗い用のスポンジと重曹、そして熱湯があればきれいに掃除できます。熱湯は、重曹の成分を変化させて頑固な油汚れを分解する力を高めます。水よりも格段に汚れを落としやすくするため、掃除を始める前に用意しておきましょう。

【用意するもの】

・重曹
・スポンジ
・食器用洗剤

【作り方】

1.受け皿の水を捨て、網にもかかるよう受け皿に熱湯を注ぎ入れます。
2.受け皿に重曹をまんべんなく振りかけ、熱湯が冷めるまで放置します。
3.冷めたら、網や受け皿をスポンジでこすります。
※重曹を洗剤代わりのようにしてこすり洗いましょう。
4.最後に食器用洗剤で洗えば、完了です。

重曹は水に溶けにくい性質のため、混ぜても粒子が残って汚れを分解しながら落としていきます。そのため、力を入れなくても頑固な汚れが落ちていき、油汚れや焦げ付きをきれいに取り除けるのです。

■臭いや汚れの予防にも

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魚を焼くときは、魚焼きグリルの受け皿に水ではなく重曹を敷き詰めておくこともおすすめです。水の代わりに重曹を敷き詰めておくことで、焼いている魚から落ちた油がそのまま分解されるようになるため汚れが付きにくくなります。他にも、臭いを軽くする効果もあります。
魚焼きグリルの受け皿に入れた重曹は2回~3回使い回せますが、1回使ったら洗うようにしましょう。そうすることで、衛生的できれいな状態が保てます。
重曹は、頑固な汚れを落とせる便利なアイテムです。特に頑固な汚れが付きやすい魚焼きグリルの掃除に役立ちます。おいしい焼き魚を食べるためにも、重曹を用いてきれいな状態を保ちましょう。

 

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