2017.11.24

歯磨きが感染予防に!?マウスケアを念入りにすることでインフルエンザは予防できる

インフルエンザ予防について
インフルエンザ予防について

起床時や食事の後など、歯垢を除去したり口の中をスッキリさせたりするために行う歯磨き。ほとんどの方が、日常生活で必ず行います。そんな歯磨きは、口の中を清潔にするだけでなく、念入りに行うことでインフルエンザ予防にもつながるのです。
そこで今回は、インフルエンザ予防にもなるマウスケアの方法についてご紹介します。

■歯垢がインフルエンザを呼び寄せる

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インフルエンザは、口や鼻からウイルスが入ってくることで感染します。とはいうものの、喉の粘膜などはもともとウイルスが付着しにくい仕組みになっているため、通常であればそう簡単に感染することはありません。しかし、歯磨きを怠っていたり、しっかり磨けておらず歯垢が残っていたりすると、歯垢から発せられる酵素がウイルスを付着しにくくする仕組みを壊してしまうため、感染する確率が高まります。また、歯垢に含まれる細菌には、「TLP」と呼ばれるトリプシン様プロテアーゼやノイラミニダーゼというウイルスの増殖を促す酵素を生み出す働きもあり、インフルエンザに感染しやすい環境を作り出してしまうのです。

■歯垢の除去がインフルエンザの予防につながる

インフルエンザを予防したいのであれば、歯垢をしっかりと除去することが大切です。歯垢除去には、歯磨きが最も効果的です。普段行っている歯磨きよりもより念入りにブラッシングするのはもちろん、歯だけでなく口腔内のすべてを丁寧にブラッシングすることで、効果的なインフルエンザ予防につながります。

■流行時期は特に念入りなマウスケアを

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寒い季節になると、毎年のようにインフルエンザが大流行します。そんなインフルエンザの流行しはじめる時期は、特に念入りなマウスケアを心掛けましょう。いつもの歯磨きに加え、舌のブラッシングや1日1回の歯茎ブラッシング、口唇や頬の裏側など口腔粘膜のブラッシングなど、いつも以上に念入りにブラッシングすることで効果的に歯垢を除去することができ、インフルエンザ予防につながります。なお、口腔粘膜をブラッシングする際は、1回~2回だけブラッシングする程度に抑え、出血したり粘膜が傷ついたりしないよう軽い力で行いましょう。ブラッシングを行い、口をすすいだ後は、最後に殺菌効果のあるマウスウォッシュやうがい薬で口をすすぐことでより殺菌効果が高まります。マウスウォッシュやうがい薬に抵抗のある場合は、殺菌効果のあるカテキンを含む緑茶ですすぐのもおすすめです。

感染すると、感染拡大を防ぐために約1週間は安静にしておかなくてはならないインフルエンザ。仕事や学校、日常生活に支障をきたさないためにも、毎日行う歯磨きを念入りに行い、日頃の生活の中で効果的にインフルエンザを予防しましょう。

 

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