2021.03.09 乾燥肌

【医師監修】乾燥肌の予防はどのようにする?日常生活で取り入れられる方法を解説

乾燥肌
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空気が乾燥してくる季節は肌の乾燥も気になってしまうことが多いでしょう。乾燥肌はしっかりと対策をすれば予防もできるので、日常生活から様々な対策を取り入れていきましょう。今回は、乾燥肌予防のための方法をいくつかご紹介します。

乾燥肌は予防できる?

乾燥肌の原因は、加齢から生活習慣などさまざまです。乾燥肌を予防するために、まずはしっかり化粧水と乳液を使い保湿を行いましょう。また、薬局などで手に入るヘパリン類似物質は肌の水分を保持するので乾燥肌の予防が期待できます。

化粧品を用いた保湿以外にも日常生活で少し意識することで乾燥肌を予防することができます。意識すべきポイントをここで示していきたいと思います。

●部屋の湿度は60%を目安にする

部屋の中は暖房や冷房などで乾燥しがちなので、加湿器などを使って湿度を60%程度に保つようにしましょう。加湿器が無い場合でも濡れたタオルを干したり、室内干しをしたりすることでも部屋の加湿はできます。
なかなか湿度に対して意識が向かない場合は、まずはきちんと湿度をはかってみて、現在の湿度を知ることからはじめてみるのも一つの方法です。

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●バスタイムはぬるめのお湯にする

湯船のお湯は38℃~40℃のぬるめに設定し、シャワーも40℃程度にしておきましょう。洗い方については、顔を洗うときはしっかり泡立てて手指で直接こすらないように、体はナイロンタオルでゴシゴシ洗わず綿や手で洗い、刺激が少なくなるように心がけましょう。あまりに熱いお湯や皮膚への直接の刺激は、潤いを保持するために必要な皮脂を取り過ぎてしまったり、肌内部の水分保持を担うバリア機能を低下させてしまい、乾燥肌を招いてしまいます。また、お風呂を出た後はなるべく早く顔や体のスキンケアを行うようにして、肌に含まれた水分が逃げないうちにケアをしましょう。

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●バランスのよい食事と十分な水分をとる

1日3食きちんと食事を摂りましょう。肌をつくるタンパク質、ターンオーバーを促すビタミンB2とB6、必須脂肪酸などを中心にバランスのよい食事を摂ることがポイントです。
水分は1日、1.5リットル~2リットルを目安に摂りましょう。体内の水分量を増やせば肌のうるおいもキープでき、乾燥肌予防になります。

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●質のよい睡眠を十分にとる

睡眠不足は自律神経を乱れさせ、ターンオーバーの乱れの原因になることもありますので、睡眠時間は十分にとりましょう。良質な睡眠をとるためには、就寝30分前からスマホを見ないようにしたり、寝る前に軽くストレッチをしたりするのもおすすめです。

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●優しい素材を身につける

服や肌着は素材によっては、敏感になりがちな乾燥肌を刺激する可能性があります。直接肌に触れる衣服は特に、化学繊維のものは避けるようにしましょう。通気性の良い木綿やシルクが肌への刺激が少なくておすすめです。

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そもそも乾燥肌とはどのような状態?

乾燥肌とは、肌の水分をキープする「バリア機能」が正しく機能しなくなり、水分を保持できなくなった状態のことをいいます。そのため、乾燥肌にならないためには、皮膚の一番外側の角質層のバリア機能が正常であることが重要です。また、バリア機能は肌内部の水分を保つだけでなく、外部刺激からも守る働きをしています。しかし、あらゆる原因でバリア機能は低下し、乾燥肌になってしまうことがあります。

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●乾燥肌を予防する前に原因を知りましょう

加齢や栄養不足、睡眠不足など体の内部が原因で、肌の生まれ変わり「ターンオーバー」が乱れてしまうと、バリア機能が低下してしまうことがあります。そのほかにも紫外線の影響や空気の乾燥、間違った入浴方法など外部からのダメージによっても乾燥は起こる可能性があります。乾燥の原因はさまざまなので、ご自身の乾燥肌がなぜ起こってしまったのか、原因を知ることが乾燥肌予防にとって大切なポイントです。

外出先でもしっかり乾燥肌を予防する

上に示した通り紫外線はバリア機能を低下させる要因になるので、乾燥肌を引き起こす原因にもなります。外出の際には日焼け止めを使って紫外線によるダメージを軽減できるよう対策しましょう。

コンパクトなパッケージで持ち運びしやすいサイズのヘパリン類似物質もあるので、外出先に持って行き乾燥が気になる部分に小まめに塗っておくのもよいでしょう。

日常生活で意識して乾燥肌を予防しましょう

乾燥肌の予防方法は日常で取り入れられることがたくさんあります。今回ご紹介した内容を参考に、まずはご自身の乾燥肌の原因を知って、その原因にあった対策を実践し、乾燥肌を予防していきましょう。

中島医師よりコメント
乾燥肌の予防には、保湿をしっかりと行うことが重要となります。乾燥肌は痒みを伴うことがありますが、皮膚を掻くと肌が傷つき更に乾燥が進むことになります。症状がなかなか良くならない場合は早めに医療機関で相談しましょう。

監修者
監修者_中島

医師・中島由美
金沢医科大学医学部を卒業後、大学病院で小児科、市中病院で内科医として勤務。皮膚科、美容皮膚科でも研鑽を積み、2018年クリスタル医科歯科クリニックにて内科、アレルギー科、美容皮膚科を開設。内科院長として勤務。

【医師監修】乾燥肌の予防はどのようにする?日常生活で取り入れられる方法を解説

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