2021.04.19 乾燥肌

【医師監修】乾燥肌でかゆみがある時のボディクリームの選び方!対策方法もご紹介

乾燥肌
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乾燥肌になると、かゆみが出ることもあります。かゆくて肌をかいてしまうと傷ができたり、さらに乾燥肌が悪化したりすることもありますので、肌を刺激しないようにボディクリームを塗って対処しましょう。

今回は、特にかゆみがあるときに使うボディクリームについてご紹介しますので、製品選びの参考にしていただければと思います。

乾燥肌でかゆみがある時のボディクリームの選び方

肌が乾燥してかゆみの症状がある時は、ボディクリームに配合されている成分に注目しながら商品を選びましょう。ボディクリーム、ボディミルク、ボディローションなどどのようなタイプでも結構なので、自分で使いやすいタイプの製品を選び、かゆみが治るまで継続して塗るようにしましょう。

基本的に乾燥肌の方は、肌の水分を保持する保湿成分や添加物、使用感をチェックして商品を選ぶとよいです。詳しい成分について、ここから解説します。

●成分①:ジフェンヒドラミン塩酸塩

ジフェンヒドラミン塩酸塩はかゆみのもとであるヒスタミンの働きをおさえて、症状を抑えます。ヒスタミンはアレルギーを引き起こす一因なので、ジフェンヒドラミン塩酸塩は主にアレルギー症状の緩和効果に期待できます。

●成分②:クロタミトン

クロタミトンは肌に軽度の灼熱感を与えて、その刺激によりかゆみを緩和させる効果に期待ができます。虫刺されや軽い湿疹などの治療に用いられる市販薬があります。

●成分③:尿素

尿素は皮膚の水分の蒸発、吸収、保持する作用をつかさどる成分の1つで、水に馴染みやすい性質を持つので、肌の水分を保持する働きがあります。また、皮膚表面の角質を作るタンパク質に作用し、余分な角質を除く働きもあります。

肌をしっかりうるおわせることで、乾燥肌によるかゆみを軽減できる可能性があります。尿素はボディクリームだけでなくハンドクリームなど、多くのスキンケア商品に配合されている成分で、本来体内にある成分なので毒性の心配が少ないです。

※以上の成分は、症状がない人は使わないこと。その他服薬中の人は医師へ相談しましょう。

ボディクリームを使う時の注意点

医薬品成分配合のものなど、商品によっては使用回数・使用量の制限があるので、使用法をよく確認してから使用するようにしましょう。

また、顔の皮膚は身体の皮膚に比べてかなり薄く、刺激に弱いとされています。ボディクリームは身体への塗布を想定して作られているので、顔には刺激が強すぎる可能性があることから、全身まとめて塗りたいところですが顔には顔専用のクリームを塗りましょう。

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保湿しても乾燥肌が気になる場合は皮膚科へ相談

乾燥肌の症状がひどい場合は、ただ肌内部の水分が減少しているのではなく、アトピー性皮膚炎や乾燥性湿疹などの病気が原因の場合もあります。ボディクリームの使用を続けても改善の兆しが無かったり、症状が気になったりする時は早めに皮膚科に相談しましょう。病院では薬の処方だけでなく、スキンケアのアドバイスをもらうこともできます。

今日からできる!乾燥肌対策を紹介

スキンケア以外にも乾燥肌を対策する方法があります。ご紹介していきますので日常生活の中でも取り入れてみてください。

●室内の湿度をキープする

室内が乾燥すると肌の水分が蒸発しやすくなります。エアコンや暖房は空気を乾燥させる性質があるので、それらを使う季節は適度な湿度をキープすることが大切です。

加湿器の使用や濡れたタオル干す、など工夫しながら室内の湿度を調整しましょう。湿度が40~50%以下になってくると肌の乾燥を引き起こすようになると言われています。

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●水分補給をして体の内側からうるおいを与える

水分補給で体の内側からうるおいを与えることも大切です。肌表面だけでなく体内が水分不足になると肌も乾燥しやすくなります。

喉が渇いたと感じた時点で体は水分不足になっていると言われています。喉が渇く前に水や、カフェインの入っていないお茶で水分補給をしましょう。カフェインの入っていないお茶といえば、麦茶やルイボスティーなどが挙げられます。

●入浴方法に気を付ける

肌が乾燥している時は、入浴方法を見直すことも大事です。お湯は40度前後の温度に設定し、入浴時間は10分以内に留めましょう。お湯の温度が高すぎることや、入浴時間が長すぎると体から水分が蒸発して乾燥を引き起こす原因になります。

また、身体を洗うときはボディタオルなどで体を強く擦らず、柔らかい素材のタオルで肌のバリア機能を壊さないように優しく洗いましょう。

乾燥肌でかゆみを伴う時はボディクリームを活用してみよう

乾燥してかゆみがある場合は、保湿成分やかゆみの症状の緩和に期待できる成分が入ったボディクリームを活用しましょう。

また、普段から室内の湿度を保ったり、意識的に水分補給をしたりしながら乾燥肌対策を行うことをおすすめします。乾燥肌の症状によっては、アトピー性皮膚炎などの疾患の可能性もありますので、気になる場合は病院で診てもらいましょう。

中島医師よりコメント
乾燥肌になるとかゆみを伴うことが多く、皮膚を掻くことで更に皮膚表面のバリアが崩れ乾燥が悪化します。入浴後はもちろん、肌が乾燥する前にこまめに保湿をすることが大切です。ボディクリームも色々なタイプがあるので自分の肌の状態に合わせて使うようにしましょう。

監修者
監修者_中島
医師:中島由美
金沢医科大学医学部を卒業後、大学病院で小児科、市中病院で内科医として勤務。皮膚科、美容皮膚科でも研鑽を積み、2018年クリスタル医科歯科クリニックにて内科、アレルギー科、美容皮膚科を開設。内科院長として勤務。

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