風邪に比べて症状が重いインフルエンザ。幼い子どもや高齢者がインフルエンザに感染すると重症化する場合もあるため、感染は可能な限り予防しなければなりません。インフルエンザの感染を予防するには、日頃からのインフルエンザ対策が重要となります。予防のポイントをしっかりとおさえ、徹底的にインフルエンザ対策を行いましょう。今回は、インフルエンザを徹底的に予防する上でおさえておきたい3つのポイントについてご紹介します。
■手指消毒
まずあげられるポイントのひとつが、「手指消毒」です。インフルエンザの感染経路は、主に「飛沫感染」や「接触感染」が多いとされています。なかでも、感染者の飛沫が付着したドアノブや手すりなどに触れることで感染する接触感染は、特に注意が必要です。インフルエンザウイルスを含む飛沫は、どこに潜んでいるか分かりません。不特定多数の人たちが触れる手すりやドアノブに潜んでいるのはもちろん、電車のつり革や自動販売機のボタンなどにも潜んでいます。飛沫感染はマスクの着用や咳エチケットを徹底していればある程度防ぐことができますが、手を介した接触感染は、食事の前や帰宅時の手洗いだけでは防ぐのが困難といえます。インフルエンザウイルスは至るところに潜んでおり、いつ手に付着するか分からないため、不特定多数の人々が触れるものに触れた後は「こまめな手洗い」や「アルコール手指消毒」が必要となるのです。こまめな手洗いやアルコール手指消毒を徹底することで、手に付着したウイルスやバイ菌を除菌することができ、接触感染の可能性を大幅に減らすことができます。
■環境消毒
次にあげられるポイントとして、「環境消毒」があります。インフルエンザを予防するには、手指の消毒だけでなく環境の消毒も大切です。いくら手指を消毒しても、環境中にインフルエンザウイルスが残っていれば感染拡大を防ぐことは困難といえます。家庭内はもちろん職場などでも、手の触れる場所は消毒用エタノールなどでこまめに消毒するようにしましょう。テーブルやデスク、ドアノブや手すり、パソコンのキーボードなど共有で触れる場所は、特にこまめに消毒することが大切です。
■健康管理
インフルエンザを徹底的に予防するには、手指や環境の消毒だけでなく「健康管理」も大切です。身の回りの消毒を徹底していても、健康管理を怠っていては感染・発症の恐れがあります。ウイルスの働きを抑制するために室内の湿度は高く保つことはもちろん、免疫力を低下させないために栄養バランスの取れた食事や十分な休養を取ることが大切です。また、インフルエンザの流行する時期は人混みや繁華街を避けたり、うがいや咳エチケットを徹底したりするなど自身の健康管理に気を遣うことで、インフルエンザは効果的に予防することができます。
手指消毒や環境消毒、健康管理を徹底して行い、インフルエンザの感染や感染拡大を予防しましょう。
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インフルエンザ予防について
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