毎年のように猛威を振るうインフルエンザ。それには種類があり、A型とB型、そしてC型に分けられます。その中でもヒトの間で大流行するのは、主にA型とB型です。インフルエンザは、種類によって症状や予防法は異なるのでしょうか。
そこで今回は、主にヒトの間で大流行するインフルエンザA型とB型のそれぞれの予防法についてご紹介します。
■インフルエンザの同時流行
種類の異なるインフルエンザは、通常、流行する時期にもズレがあるといわれています。それは、私たちの体に備わっている免疫反応が、インフルエンザウイルスの型の違いによって少しずつ異なるためです。典型的なのは、先にA型が流行し、少し落ち着いてからB型が流行して少しずつ終息していくパターンです。しかし、A型とB型が同時流行するケースもあります。また、A型に2回かかったり、B型に2回かかったりしてしまう場合もあります。
そもそも、A型の中にも香港型やソ連型などの種類があり、B型も山形型とビクトリア型に分けられます。そのため、A型やB型の中でも感染する型がそれぞれ異なれば、同じシーズンでA型インフルエンザに2回かかったり、B型インフルエンザに2回かかったりもします。
このように、同じシーズンで何回もインフルエンザに感染してしまう場合もあるため、治ったからといって油断するのは禁物です。
■どう違う?インフルエンザA型とB型の特徴
A型やB型の中にもそれぞれ細かい違いはあるとはいえ、大きく種類の異なるA型とB型のインフルエンザ。その中で一般的によくいわれるのが、「A型に比べB型は症状が軽い」といううわさや、「B型は熱が出にくい」といううわさです。
しかし、インフルエンザに関する研究や論文によると、A型インフルエンザとB型インフルエンザの症状にほとんど違いはないといわれています。A型に感染した場合でも、人によっては熱が出なかったり、軽症で済んだりする場合もあります。
■いずれにせよ、日頃から対策しておくことが重要
症状の違いがほとんどないA型インフルエンザとB型インフルエンザは、それぞれの対策方法も同じです。国で推奨されている手洗いやうがい、マスクの着用はもちろん、栄養バランスの取れた食生活や規則正しい生活習慣を心がけ、日頃から免疫力を高めておきましょう。それらに併せて、手指のこまめな殺菌消毒も大切です。アルコール手指消毒を用い、食事の前はもちろん、吊り革やエスカレーターの手すりなど不特定多数の人が触れるものに触れた後など、こまめに殺菌消毒を行いましょう。そうすることで、効果的にインフルエンザ対策が行えます。
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