2021.05.07 インフルエンザ予防について

【医師監修】インフルエンザの潜伏期間に肩こりがひどくなる?症状について解説

インフルエンザ予防について
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インフルエンザには様々な症状がありますが、中には潜伏期間と思われる早期に肩こりや腰痛の症状が出る方もいます。今回は、なぜインフルエンザによって肩こりなどが現れるのか、インフルエンザが引き起こす身体症状から解説していきます。

また、インフルエンザウイルスの潜伏期間にはどのような症状が見られるのかについても解説します。身体に違和感があるときや、なんとなくインフルエンザかもと感じるとき、思い当たる症状がないかチェックしてみてください。

インフルエンザの潜伏期間はどのくらい?

インフルエンザにかかってから発症するまでには、1~3日間ほどの潜伏期間があります。

インフルエンザウイルスは潜伏期間中も感染力があるので、症状が出てから注意をするのではなく、インフルエンザが流行っている期間中はいつでも注意することが必要です。

●インフルエンザの潜伏期間中に見られる症状

インフルエンザの潜伏期間中は、熱や咳、身体の痛みなどの分かりやすい症状はほとんど見られません。しかし、目立った症状はなくても、周囲の人々をインフルエンザに感染させる恐れはあります。身体に違和感のある場合、人が多い場所に行かないように控えるのはもちろんのこと、外出するときはマスクを着用するようにしましょう。

インフルエンザにかかると肩こりの症状が見られる?

インフルエンザの潜伏期間中にはあまり症状は見られませんが、感染後はさまざまな症状が出ることがあります。例えば症状として筋肉痛や関節痛が出ることもあり、肩こりや腰痛として感じる方もいます。

●インフルエンザに感染後、比較的早期から見られる症状

インフルエンザに感染後、比較的早く見られる症状としては、次のものがあります。

・ 38度以上の高熱
・ 関節痛
・ 筋肉痛
・ 頭痛 など

症状には個人差がありますが、咳や鼻水などの症状がまだ出ていないため、インフルエンザに感染する前、つまり、潜伏期間だと考える方もいらっしゃるでしょう。「潜伏期間に肩こりや腰痛があった」と感じた方も、おそらく咳や鼻水が出る前に痛みが生じたからと考えられます。

しかし、インフルエンザは潜伏期間中には症状が出ないため、痛みや熱が生じた時点ですでに感染していると考えられます。極力外出を控えて人との接触を減らし、安静にしているようにしましょう。

●インフルエンザに感染後、数日経ってから見られる症状

インフルエンザに感染して数日経つと、熱や全身の痛みとは異なる症状が出ることがあります。比較的遅めに見られる症状としては、次のものがあります。

・ 咳
・ 鼻水
・ 喉の痛み など

症状には個人差がありますが、インフルエンザの後期には咳や鼻水などのいわゆるインフルエンザらしい症状が出ることがあります。このような症状が出たときはインフルエンザ快癒まであと一歩です。今しばらく外出は控えて人との接触を減らし、身体を休めるようにしましょう。

●症状や違和感があるときは医療機関を受診しよう

高熱が出ているときや痛みがあるときなど、つらいときは我慢をせずに医療機関を受診しましょう。インフルエンザの症状が現れてから12時間以降、48時間以内に受診すると、内服薬や点滴薬などで症状を緩和できることがあります。

医療機関によっては、発症後6時間以降48時間以内を薬物治療可能なタイミングとすることもあります。どのタイミングで受診すべきか迷ったときは、かかりつけ医に直接電話をかけ、医療従事者の指示を仰ぐようにしましょう。

熱が下がってから2日までは外出しない

インフルエンザの症状がすべて収まっても、まだインフルエンザウイルスの感染力は残っています。

熱が下がってから最低でも2日間は外出を控えるようにしてください。熱がすぐに下がった場合も、発熱などのインフルエンザの症状が出た翌日から7日目までは外出を控えるようにしましょう。

インフルエンザの予防方法

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インフルエンザに感染すると、肩こりや腰痛だけでなく全身の強い痛みや高熱、咳などの深刻な症状が生じることがあります。また、家族や周囲の人にうつす可能性もあるため、できるだけインフルエンザにかからないように予防することが大切です。

インフルエンザの予防には、マスクが有効です。インフルエンザウイルスはインフルエンザ感染者の咳や鼻水、くしゃみなどの飛沫に含まれているため、マスクをして外出することで体内に入りにくくなります。

インフルエンザウイルスは空気中にも浮遊しています。周囲にインフルエンザ感染者がいないときでもマスクを着用しているならば、インフルエンザウイルスを吸い込むことを予防できるでしょう。

インフルエンザが本格的に流行する前にワクチンを接種することも予防対策の1つです。ワクチン接種をしておくことで、インフルエンザにかかりにくくなるだけでなく、万が一かかった場合も、症状が重くなりにくくなる効果も期待できます。

また、インフルエンザは飛沫や空気以外に、接触することで感染するケースもあります。インフルエンザウイルスがドアノブや椅子などに付着していることもあるので、外出から戻ったらすぐに手洗いとうがいをするようにしましょう。

空気が乾燥すると気管支や喉などにある免疫機能の働きが低下し、インフルエンザウイルスが体内に侵入しやすくなります。室内が乾燥しすぎないように適度に加湿・換気を行うようにしましょう。

肩こりや腰痛の症状が気になる場合は医療機関を受診しよう

インフルエンザの初期症状として、全身の痛みがあります。そのため、肩こりや腰痛がインフルエンザ由来である可能性も考えられるでしょう。

体調に違和感があるときは、医療機関を受診するようにしてください。

中島医師よりコメント
インフルエンザウイルスに感染すると多くの方が関節痛や筋肉痛を訴えます。肩こりもその1つで、インフルエンザ初期症状の可能性があります。インフルエンザ流行時期に、いつもとは違う倦怠感や肩こりを感じた時は、早めに休んだり人との接触を避けたりした方が良いでしょう。

監修者
監修者_中島
医師:中島由美
金沢医科大学医学部を卒業後、大学病院で小児科、市中病院で内科医として勤務。皮膚科、美容皮膚科でも研鑽を積み、2018年クリスタル医科歯科クリニックにて内科、アレルギー科、美容皮膚科を開設。内科院長として勤務。

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